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【SEO対策】士業ホームページでもやっておきたい4つのこと

SEO対策

士業事務所を運営されている方には、ホームページを自分で作成した方やホームページ制作会社に依頼した方、ホームページの作成は制作会社に依頼し、日々の運営は自分でされているなど、さまざまいらっしゃるかと思います。

ブログ記事やコラムで有益な情報を発信している先生も多いことでしょう。
しかし、『SEOについてはよく分からないから何も対策していない』や『そもそもSEOって何?』といった状態であれば、有益な情報が必要とされている方に届く機会を失っている可能性があります。

『SEO対策に正解はない』と言われるほど難しいものではありますが、最低限は押さえておきたいポイントもあります。

この記事では、士業ホームページであっても最低限押さえておきたいSEO対策について紹介します。

SEOとは

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、ウェブサイトやウェブページを検索エンジンの検索結果で上位に表示させるための手法やプロセスのことを指します。日本語では、「検索エンジン最適化」と訳されます。

具体的には、検索エンジンがどのようにウェブサイトやウェブページをランク付けし、検索結果の上位に表示するかを理解し、それに基づいてコンテンツやサイトの改善を行うことが含まれます。

現代では、何かの情報を知りたいと思った時に、ほとんどの方がSNSや検索サイトを利用されるのではないでしょうか。

検索サイトでは、上位表示されるコンテンツと下位表示のコンテンツでは、ユーザーの目に入る機会には大きな差があります。

検索結果が1位で表示されたサイトと10位で表示されたサイトには、クリック率に10倍以上の差があります。

検索1位のサイト=平均クリック率28.5%
検索10位のサイト=平均クリック率2.5%

このように、コンテンツが検索順位で上位表示されることで、情報を求めるユーザーの目に触れる機会が増えることになるため、集客や売上に繋がることになります。

SEO対策を提供する会社も多くある理由は、こういった理由によりSEO対策を求める顧客が多いといった理由です。

しかし、SEO対策会社に依頼すると、多額の費用がかかってしまいます。
そこで、自分でできる最低限の対策を行うことが肝心となるのです。

記事のタイトルの決め方

『先頭の文字ほど検索結果ページで視認性が高くなる』と言われているため、重要なキーワードはタイトルの先頭に持ってくるようにしなければなりません。

一般的に言われているタイトルに関するSEO対策
⚫︎タイトルの文字数は30文字以内
⚫︎タイトルの前半にキーワードとなる文言を持ってくる
⚫︎キーワードを詰め込みすぎない
⚫︎具体的な数字を含めるなど抽象的なものを避ける

タイトルが注意を引くものであれば、情報を求めている方に『読んでみようかな』とクリックしてもらえる可能性が高いのはお分かりいただけるかと思います。

しかし、『あれもこれも重要なことだから』とキーワードを4つも5つも詰め込み、タイトルが長なるとSEO的にはマイナスになってしまうと言われています。

基本的にはタイトルは30文字以内になるように、不要なワードは削っていくように付けるのが良いでしょう。

モバイル環境に対応したサイトにする

スマホ対応

総務省の「国民生活におけるデジタル活用の動向」によると、スマートフォンが88.6%、パソコンが69.8%であり、インターネットを使う際はスマホを使用するユーザーが多いことがわかります。

したがって、情報を必要とし、検索サイトを使用するユーザーもスマホを使用し情報を探している方が多いことも当然のことです。

現在では、WEBサイトを作成する際、モバイル対応されていることが必須となります。
モバイル対応していないサイトは百害あって一利なしと言っても過言ではありません。

当然、モバイル対応していないサイトはユーザーの利便性が低いため、SEOの評価としても下がってしまいます。
モバイル対応していないサイトの方が珍しいですが、まだまだ中にはモバイル対応していないサイトも見かけますので、気をつけたいところです。

ページの表示速度

表示スピードは、サイトのURLをクリックしてから、ページが表示されるまでの速度を指します。

ページの読み込み速度が5秒を超えると90%以上のユーザーがそのサイトから離脱するいう調査結果もあります。

「クリックしたサイトがなかなか表示されず、違うサイトを見に行く」といった経験を、皆さんもされているのではないでしょうか。

ページの表示スピードが遅くなる原因の主なものは、そのページのデータ量にあります。
大きすぎるサイズの画像がないか、不要な画像がないかを確認することが必要です。

フリー素材の写真などを加工なしで貼り付けると、とんでもないデータ量のものであったりします。
ブログやコラムに貼り付ける画像データは「200KB以下」にすることが重要です。

パンくずリストの設定

パンくずリストとは、ウェブサイトのナビゲーションを改善するためのUI(ユーザーインターフェイス)要素です。

WEBサイトを閲覧しているユーザーが、今そのWEBサイトのどの位置にいるのかをわかりやすく示すことができるほか、前のページに戻ることを簡単にする効果があります。

例えば、この記事で言えば、記事本文の上に表示されている

ブログ > 記事一覧 > ホームページ制作 > 【SEO対策】士業ホームページでもやっておきたい4つのこと

がパンくずリストの表示内容となります。

パンくずリストが適切に機能していれば、ユーザーはウェブサイト内での現在位置を確かめ、どのように今のページに到着したのかを知ることができます。

よって、『2つ前の項目に戻りたいな』とユーザーが思った時に、どこに戻れば良いかが一目瞭然になるわけです。

ユーザビリティーが低いサイトは、Googleに評価されづらいので、検索順位が上がりづらいといったことになります。

パンくずリスト設定の例

ここではWordPressの人気テーマの一つであるLightningのパンくずリストの設定を紹介します。

WordPressでホームページを制作している場合、パンくずリストの設定はテーマによって変わりますが、「テーマ名+パンくずリスト」と検索すれば大体のテーマで情報を取得できます。

ライトニングのパンくずリスト設定

投稿画面のサイドバーにあるパンくずリストを表示しないにチェックが入っているとパンくずリストが表示されません。

チェックが入っている場合、チェックを外しましょう(デフォルトでチェックは入っていません)

パンくずリストの設定は難しくありませんので、忘れずに設定しておきましょう

まとめ

この記事では、士業ホームページでも押さえておきたいSEOのポイントについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

弁護士・税理士・司法書士などの士業であっても、SNSやホームページを通じて情報発信することが当たり前の時代になっています。

法律の知識はあっても、WEB関連の知識がない方もいらっしゃるかも知れませんので、この記事が何かしらのお役に立てば幸いです。

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